精神の輪郭

January 24, 2006

勤務先のインターナショナルスクールが冬休みに入ったのがちょうど一ヶ月前。約三十日間だらけきっていたというわけだ。

年末〆切が重なって、寝る間も惜しんで執筆活動(の真似事)に勤しんでいたのは事実。しかし、いったんダラケモードに入ってしまったらなかなか抜出せない。我ながら本当に腰が重いと思う。向上心がない。電車に乗っても寝てばかり。新聞もまともに読んでいなかった。

今日ようやく精神のピントが合ったのは、本を読み始めたから。

夢野久作全集2(ちくま文庫)、「街頭から見た新東京の裏面」。

黒を基調としたジャケットデザインが美しく、あまりに汚れやすそうなので、麻製のブックカバーまで購入しまった(@1,260 yen – definitely worth the investment.)

通勤電車で本の世界に浸る。過ぎていく時間がいとおしく、大切に使わなければと思わせる。本を読んでいない時、例えば犬の散歩中でも、おおらかですがすがしい気持ちは持続する。夢野先生の文章が私の周りの森羅万象をもかたどってくれたら、と願う。犬の遠吠えがカタカナで空気中に震えている(よう な気がする)。

どんな美酒よりも、小説は極上の酔い心地だ。

と、

毎回気づくのに、なぜもっと本を読まないんだろう?

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