散り方

January 27, 2006

最近電車の人身事故が多い。

LDの株で多額の借金を抱えた人たちが苦悩の果てに壮絶な死を選んでいるのだろうか。日比谷線では借金返済関連の車内広告(税理士、弁護士事務所等)が目立つようになったような気もする。

私だったら死ぬしかない窮地に追い込まれたら夏は北海道、冬ならサン・パウロで死にたいなぁ。一方でスズランの甘い猛毒に頭も身体も犯されて、たおやかに死を遂げる図。他方では遊び狂った結果、痛みも分からぬほどの朦朧とした散り方を舌の付け根で味わう図。

しばらく先頭車両には乗らないようにと心配してくれる『殿』の言葉が妙に心に引っかかるので、最近は電車のまんなかあたりを陣取っている。それでも今日はクセで井の頭線の急行の先頭車両に乗ってしまい、ひたすら誰も死を望まないことを祈りつつ吉祥寺に向かった木曜日の夕暮れ。

* 『殿』とは水村美苗先生の「私小説~from left to right~」から無断で引用した言葉です。悪しからず…

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