Archive for August, 2006

Make Fireworks, Not Bombs

August 6, 2006

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(Photo courtesy of Ian Chun, 2006)

行ってきました「江戸川エキサイティング花火2006」。

とにかくものすごい人の数、屋台の数、花火の数。花火大会の実行委員会によれば、今年打ち上げられた花火は14,000発、動員人数は140万人にも上るそう。去年より発射台も増設し、充実したプログラム作りには地元の気合が感じられた。

そして、とにかく場所がよかった!発射台のほぼ対岸に位置する市川市側江戸川河川敷の土手の「5」のあたり。そういえばなんだかウルサイ外人集団がおりましたでしょ?うちらです。すいません。

こんな近くで花火を観るのは生まれて初めての私としては、音が脅威だった。爆発音に慣れるまで時間がかかった。地球の反対側のレバノン・イスラエルでは、同じ爆発音を聞きながら死の恐怖におびえている人々がいるのだと思うと、更に複雑な心境…。劣化ウラン弾も、同じような爆発音なんだろうか。レバノンでこの「ヒューン」っていう音を至近距離で聞いてしまったら、もはや死が待つのみなんだろうか。…と考えつつも、やっぱり花火の美しさに現をぬかしてしまいました。

特筆すべきは中盤にあらわれた正義の味方、その名も「花火戦隊アゲルンジャー」。

五色の光が正義の証。
世界の平和を守るため、
ガンバレ!アゲルンジャー!!

アカ、アオ、ミドリ、キ、モモルンジャーたちが夜空を覆う不吉な悪玉をこっぱみじんにヤッつけた後、自ら玉砕しちゃいました。BGM付きでなかなかよかった。少子化が取り沙汰されるこのご時世に、こういう楽しい取り組みを敢行してくれる自治体が増えれば、世の中ちったぁ明るくなるでしょうにねぇ。世界中すべての爆弾を花火戦隊アゲルンジャーにすり替えることができたら、世の中本当に平和になれるのかもしれない。

土手には灰が降り注ぎ、終わる頃には浴衣の帯のなかまでザラザラに。当然顔もいつもにも増してザラザラで、ちょっとこすったらススけた煙突掃除の人になっちゃいそうだったので、とりあえずガマン。二次会は人集め、場所取りと一貫してダンドリを仕切ってくれたヒロくんちにて。ヒロ、本当にお疲れさまでした。

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にんげんっていいな

August 6, 2006

今年の夏は日焼け未満。

引っ越したせいでもある。目黒のアパートに独りでいる時間があまりにもラブリーなので、すっかり出不精になってしまった。しかしやっと東京に自分の居場所を見出せたという安堵感も否めない。9月からの再生に向けて、少しずつ英気を養いつつある。

外は猛暑。重たい熱気に押しつぶされて、道路や屋根の輪郭があやふやになっている。私は家で一人分の食べ物をこしらえ、ボサノヴァを聴きながら、日経新聞をくまなく読む。テレビはないが、隣家から絶え間なく漏れてくるバラエティ番組の騒々しさが、生活感を醸しだしていてなんとなく安心する。

先週の夕方などは、ヨガを終えて静かに横たわっていると、かの隣家から愛すべき「にんげんっていいな」が聞こえてきた。子どものころ大好きだった曲。毎週かかさず見ていた「まんが日本むかしばなし」のエンディングテーマ。人知れず、自分知れずに、感涙した。

公園からセミの合唱が聞こえる。それを遮ってしまうのがもったいないので、窓を開け放しておく。どうせ空調は身体に悪い。音楽と、家のしごとと、読書の休日。夏はもうそろそろ終わろうとしている。